は行
- ハイサッシュ
- 高さが床面から天井近くまである大きなサッシュのこと。開口部が広いことから、開放感があり、リビングに設けられることが多く、採光・通風・眺望に優れている。
- 巾木
- 床と壁の継ぎ目で、壁の最下部に床と平行に取り付ける幅5~7cmほどの横木のこと。
床掃除などで傷みやすい壁下部の損傷や汚れを保護し、壁と床に隙間ができるのを防ぐ。
- 梁
- 天井部分に張り出ている構造部分。構造材のひとつで、柱と柱の間に渡す水平材のこと。
柱が傾かないよう固定するとともに、床や屋根を支えるための主要構造体。
- バリアフリー
- 「バリア=障壁」を「フリー=除去」するという意味。具体的には、室内の床の段差をなくしたり、手すりを設置するなど、障壁となるものを取り除き、生活しやすくすること。
- バルコニー
- 2階以上の住戸の外壁から外にせり出して作られたスペースのこと。上階に同様のバルコニーがあればそれが屋根代わりになる。バルコニーは共用部分にあたるため、住戸の居住者が専用的に使用できるものの、改造を加えたり、物置などを設置してはいけない。また、緊急時には避難通路となる。
- パラボラアンテナ
- 衛星放送を受信するのに必要な極超短波中継用のおわん形アンテナ。
- 避難設備
- 消防法で定められている「非常口」や「非常階段」などと書かれた標識や、停電中にも点灯するような建築基準法第35条で規定される非常用照明など、避難のための器具や設備の総称。
- PS
- パイプスペースの略で、配管スペースのこと。給排水管、ガス管などの配管が中に設置されている。
- 分電盤
- 電柱から住宅へ引き込んだ電気を、それぞれの部屋や機器などへ分岐するための役目をする機器のこと。
それだけではなく、漏電や電気のトラブルなどを管理するものでもある。
- プラスターボード
- 固めた石膏を材とし、板状にした建築材料のこと。室内の仕上げ下地として壁や天井に使用されている。「石膏ボード」ともいう。
- 壁芯
- 壁厚の中心線のこと。不動産の面積は壁芯計算による面積表示が一般的。
- 防火地域
- 市街地での火災の延焼拡大を抑制するために都市計画法で定められた地域。主に商業地域など建築物の密集した地域において指定される。この地域内では、地階を含む階数が3以上か、または延べ面積が100㎡を超える建物は耐火建築物、それ以外の小規模な建物でも耐火建築物もしくは準耐火建築物とし、外壁や軒裏を防火構造とするなど、主要構造部・開口部に関する一定の基準を満たさなくてはならない。
- ホームセキュリティシステム
- このシステムの契約者宅に設置されたセンサーが、侵入を検知し監視センターへ通報すると、警備員が駆けつけると共に必要に応じて110番するサービスのこと。家庭内の火災やガス漏れ、盗難等を防ぎ、安全を守るためのシステム。
- ホルムアルデヒド
- 合成樹脂や接着剤に含まれているシックハウスの原因となる有害化学物質のひとつ。
現在は建築基準法により、ホルムアルデヒドを放散する建材の使用制限が設けられている。
- ポーチ
- 建物本体から張り出して設けられた屋根のついた玄関のこと。