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コンクリート受入検査
参考写真
工事現場に送られてきた凝固前のコンクリートをチェックする受入検査。流動性を示すスランプ値や空気量、塩化物含有量や温度などを調べ、検査で確認した後にコンクリートを打設します。
※一部除く。
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コンクリート圧縮強度試験
参考写真
実際に工事で使用したコンクリートのテストピース(サンプル)を保管。所定の期間が経過し、固まったものに圧力をかけるテストを行います。平方ミリメートル当たりどのくらいの力に耐えられるかを測り、想定の強度以上が確保できているかを確認します。
※一部除く
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鉄筋コンクリートのかぶり厚
■かぶり厚概念図
「かぶり厚」とは、鉄筋を覆っているコンクリートの厚みのこと。アルカリ性であるコンクリートは、大気中の炭酸ガスの影響を受けて中性化します。その進行が大幅に進むと中の鉄筋が錆びてコンクリートを押し出して破損の原因に。覆うコンクリートが厚いほど中性化しにくくなるため、各部位ごとに基準を設けています。
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水セメント比およびコンクリートの品質
■コンクリートの構成グラフ
コンクリートはセメントに対する水の割合(水セメント比)が低いほど乾燥収縮によるひび割れが発生しにくくなります。「Nisshin Grandpalace 茅ヶ崎東海岸」では水セメント比50%以下になるよう配合し、ひび割れの発生を抑制します。それにより、ひびから入り込む雨水で起きる鉄筋の酸化・錆を長期にわたり抑えることができます。
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開口部補強筋
■開口部補強筋概念図
窓など開口部の四隅は、地震等の際に力が集中しやすく、ひび割れが発生しやすい部分です。そこで、四隅に補強筋を斜めに施工。ひび割れ対策を行っています。
※一部除く
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ダブル配筋
耐震壁や床スラブなど主要構造部には、鉄筋を二重に組み込んだダブル配筋を採用。シングル配筋に比べ、高い構造強度を実現しています。
※一部除く
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球体ボイドスラブ工法
■球体ボイドスラブ工法概念図
コンクリートスラブには、室内に小梁が出ない「球体ボイドスラブ工法」を採用。スラブ内に球体の発砲スチロールを使用することで軽くて高い剛性を確保し、吸音性と軽量化を両立した工法です。球体の発砲スチロールが振動の吸収性を高めています。
※一部除く
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耐震スリット
■耐震スリット概念図
柱と、共用廊下側の壁(非耐力壁)などどの間に予め細い隙間(スリット)を設けることで、地震が発生した際に柱や梁に過剰な力が掛かるのを防ぎ、建物の損壊を軽減させます。
※一部除く
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二重床・二重天井
生活騒音を軽減させるため、コンクリート面と室内の間に空気層を設けた二重床・二重天井を採用。遮音性に配慮しました。また、二重床にすることにより、足に優しい歩行感や住居内の段差を少なくすることができます。
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マイコンガスメーター
■マイコンガスメーター概念図
ガスの使われ方に異常の疑いがあったり、震度5程度以上の揺れを感知した場合には安全装置が作動してガスを遮断。火災等を防ぐマイコンガスメーターを全住戸に設置しています。
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精細な地盤調査
■標準貫入試験概念図
事前に地盤の状況を把握し、最も適した基礎構造等を決定するため、入念な調査を実施。一定重量の重りを自由落下させて、調査棒を約30cm打ち込む回数で地層の固さを調べる「標準貫入試験」や土質調査を行っています。