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大相撲と江戸の歴史と魅力を堪能!
JR総武線「両国」駅を降りると、改札口にある2枚の大きな優勝額がお出迎え。
おお、駅から相撲だ…と眺めていたら、後から来た外国人観光客の方々も優勝額に大興奮!大騒ぎで記念撮影が始まり、見てるこちらの気分も盛り上ります。
訪れた日は五月場所の最中だったので、「国技館」は色とりどりの幟が立ち、とても華やか。通用口では、相撲ファンの方々が力士が来るのを待っており、力士が姿を現すと掛け声が飛び交います。うーん、誰だかわからないのが悔しい…もっと相撲をチェックしておくべきだった!
国技館内には「相撲博物館」があり、錦絵や番付、化粧廻し等が展示されています(入場無料。但し東京本場所中は国技館入場者のみ入館可)。
国技館の隣奥にある「江戸東京博物館」も両国のシンボル的存在。まるでテーマパーク並みの広さと豪華さは一度の見学では見切れません。また、墨田区は「小さな博物館」運動を推進しており、両国エリアでは「両国花火資料館」や「べっ甲資料館」、「足袋資料館」等があります。
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江戸から現代まで、街歩きで知る東京の歴史
江戸東京博物館を出て、北上して「横網町公園」に向かいます。
公園内には「東京都慰霊堂」と「復興記念館」があり、震災と戦災の歴史を今に伝えています。展示を見た後、公園で楽しく遊ぶ子供たちや憩う人々の平和な光景を見るにつけ、災禍が人々の生活にもたらす恐ろしさと現在の平和に対する感謝を感じずにはいられません。
横網町公園の南西には、かつての大名屋敷を公園化した「旧安田庭園」があります。この閑静な日本庭園は、外国人観光客の人気スポットでもあるらしく、芝生で気持ちよさそうに一休みする姿を見かけました。背景に見える円形のユニークな建物は両国公会堂。現在は残念ながら使用停止とのこと。入ってみたかったなー。
両国は他にもねずみ小僧のお墓がある回向院や忠臣蔵でおなじみの吉良邸跡など歴史的スポットが目白押しです。次に来るときは一日かけてじっくり廻ろう!
両国おすすめグルメ
Chanko Dining 安美 両国総本店
墨田区両国3-26-6 伸和ビル2F
伊勢ヶ濱部屋のちゃんこを味わえる店です。左の写真はランチの三色つみれちゃんこ(醤油・味噌が選べます)。 ボリュームもあり、冷奴・お漬物が付いて880円は安い!
あっさり上品な味で、いくらでも食べられそう…さすがお相撲さんをつくる食事です。店員さんがベストのタイミングを見計らって、食べ時を親切にレクチャーしてくれるので、ひとりちゃんこも安心です。
一之橋を渡って、すぐの花屋さんに併設された小さなカフェです。
オリジナルドリンクの庵オーレ(600円)は、あずきとミルクのシェイクに、アイスクリームをのせたもの。
歩き疲れた後に飲んだせいか、上品な甘さが身体に染みます…。窓際のカウンター席から見える堅川には屋形船が停まっており、下町らしい眺めが楽しめます。
※情報は2009年5月時のものです。