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物件探しを始めるまでに、やってほしいこと。
■自分の考えを夫婦や親族と話し合いましょう!
夫婦とはいえ、ライフスタイルは違うと思います。 それによって、マンションの選び方も変わってきます。お互いに何を重視しているのか、今後二人でどんな生活をおくりたいのか、購入後のトラブルを防ぐためにもしっかりと確認しましょう。
また、人生経験が豊かな親族にも相談することをおすすめします。 二人では気づかなかったことや、アドバイスなどをじっくり聞いたうえで購入すれば、のちの満足度がグンと上がるかもしれません。 -
■マンションの費用だけでなく、予算や収支のバランスをきちんと計算しましょう!
マンションを購入する前に、マンションを買うための費用を計算するのは一般的ですが、それ以外の出費などを視野に入れずに資金計画を立ててしまい、結局失敗してしまったというのもよく聞く話です。
結婚前の一人暮らしの時とは違い、二人の暮らしを始めるには購入しなければならないものも多くあります。
また、子どもができたら二人の収支バランスも変わってきますので、マンション購入に必要な費用と新婚生活を始めるための予算の両方を見て、最適な資金計画を立てましょう。
■二人での貯蓄力を身に付けるために頑張りましょう!
結婚したての時は二人合わせた貯蓄経験が少ないことが、マンション購入の大きな不安要因となります。 新婚のうちに、「私たちの家」のために二人で貯蓄が増やせるように頑張りましょう!
最初は色々とうまくいかないかもしれませんが、お互いに相談しながら乗り越えることが大切ですね。
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実際に確認しなければならない、物件のチェックポイント。
■金銭面 マンションの購入にはマンション自体の費用以外にもある程度のお金が必要です。
また、毎月のローンの返済額以外に、管理費や修繕積立金などの費用も必要になってきます。できる限り細かく見積もりましょう。 それに、子どもができるなど、将来的に予想できることも視野に入れて、毎月の返済の限度額を決めたほうが無難だといえるでしょう。 - ■立地 立地選びは夫婦のライフスタイルによって変わるものです。
共働き家庭の場合、アクセス良好な物件を探すことが多く、子育て環境重視の夫婦では子育て支援が充実したエリアや、緑豊かな場所を選ぶことが多いようです。
ただ、現在共働きで、いつか子どもが生まれてライフスタイルが変わる可能性がある家庭にとって、将来住み替えの可能性が大きくなりますので、最初の段階では借り手や売り手が見つかりやすい、立地のいい物件のほうが安心でしょう。
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■間取り 今まで二人で暮らしたことのない方は、間取りを選ぶときに広さや部屋数だけを見て決めるのはやや危険です。
特にコンパクトマンションを検討中の方には、収納スペースが充分かどうかはぜひ確認してほしいです。 部屋がコンパクトタイプなのに収納スペースも少ないと、部屋が散らかりやすいので、そのことで喧嘩してしまうこともあるかもしれません。 - ■資産性 「マンション購入は一生に一度だけ」という考えはもはや時代遅れ、新婚だからこそ資産性の高いマンションを選びましょう。
多くの場合は、マンションの売却額が購入額を下回りますが、資産性の高いマンションの場合、下げ幅が小さく、購入額より高く売却できることもありますので、ぜひ資産性の高いマンションをご検討ください。今注目を集めているのは、都心までのアクセスが良いコンパクトタイプのマンションです。40~50m²台の部屋であれば、DINKSや小さい子ども一人のファミリー世代も暮らしやすいので、実用性が高く、資産価値も保ちやすいと言われています。
初めての二人でのマンション探しは、大変楽しいものです。 しかし、無計画なマンション購入で失敗を招いてしまうと夫婦関係にも悪い影響を与えてしまいますので、じっくりと時間をかけて夫婦二人でプランニングを楽しむことをおすすめします。
※情報は2018年11月時のものです。