-
第一のポイントは将来の資産価値。
新築で住宅を購入する場合、一般的には「買った瞬間に価値が2〜3割落ちる」と言われていいます。
また長く住み続けていれば、それ以上に資産価値が下がるのは通説となっています。
資産価値の下落を防ぐためには、物件のクオリティに妥協しないことが大切です。例えば、ウォークインクローゼットなどの収納スペースが充実している、遮音性・防音性に優れた構造となっているなど、高品質で機能的なこだわりを持った物件を選ぶと良いでしょう。
クオリティの高い物件が中長期的にも価値を保つ一方で、そうではない物件は時代遅れになった途端に価値が下がってしまいます。
-
第二のポイントは交通の便の良さ。
住宅を選ぶ際に間取りや内装を気にする人は多いと思いますが、駅までの徒歩分数や都心までの乗車時間は意外にも軽視されがちです。 日常的に利用する交通の便を考慮しないと、後々それがストレスになる危険があります。
首都圏で住宅を選ぶ場合は、ターミナル駅を中心に物件を探すといいでしょう。
また駅からは、徒歩10分未満が理想的です。住宅の価格は駅から離れるほど下がるのが通説ですが、駅から離れすぎている物件は避けたほうが無難です。 また、エリア選びも買う瞬間の価値ではなく、再開発の有無など将来を見据えて判断したほうが良いでしょう。
-
そして第三のポイントは立地環境の良さ。
買い物に便利スーパーや商店街、病院や学校といった公共機関が近くにあるかなど、実際に生活しやすい街かどうかを判断することが大切です。
例えば昨今人気の湾岸エリアは、価値が高騰しているのに対し日常生活を送る上で不便な点が多いことがあります。
一方で昔ながらの下町は街に活気があり、買い物に便利という点、また文教地区は静かで暮らしやすいという観点から魅力的な立地環境と言えるでしょう。今回は「資産価値を左右する住まい選びの3つのポイント」をご紹介しました。 ぜひ、納得のいく物件を見つけ、あなたの暮らしをより豊かなものにしてください。
※情報は2017年5月時のものです。