西新井大師は東武大師線の「大師前」駅が最寄りですが、日暮里・舎人ライナーの「江北」駅・「西新井大師西」駅も徒歩圏内。参道には「おっ!」と目を留めたくなる古き良き光景や、活気ある接客の売店、名物グルメが並び、歩くだけでパワーがもらえそうな雰囲気です。
「大師前」駅と「西新井」駅との2駅間を結んでいる東武大師線は、東武鉄道の中で唯一 踏切がない単線電車なのだそう。
2両編成のかわいらしさとレトロな見た目で、多くの人々から愛されています。
毎月のご縁日は大盛況
その日に参詣すると普段以上のご利益があるという“ご縁日”。
西新井大師では毎月1・8・11・21・28日がご縁日とされています。中でも、西新井大師を開創した弘法大師様のご縁日である21日には、露店や参詣客が境内を埋め尽くすほどいっぱいに!
そこで着目せずにはいられないのが、昆布や佃煮、植木に刃物といった一風変わったラインナップです。露天商の方々の、参詣客層に合わせたマーケティングはお見事!
どことなくほのぼのとした空気が流れるご縁日を体感してみませんか?
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見どころ満載、ご利益も満載!?
「西新井」の地名の由来、ご存知ですか?
水不足による不作や疫病に苦しんでいたこの地に弘法大師様が訪れて祈願を行ったところ、井戸から水が湧き、口にした人々の病気が治っていったという言い伝えがあります。そしてこの『加持水の井戸』がお寺の西側にあったことから、この地が「西新井」と呼ばれるようになったとか。
西新井大師には他にも、四国お遍路参りのご利益がある『お砂踏み巡礼所』や、塩をかけてお参りする『塩地蔵』など、信仰を深めることのできる場所が満載ですよ。
心をくすぐる街の風景〜西新井エリア・西新井大師〜
長い歴史をもつ東武大師線。
まれに昭和30年代当時のデザインで塗装された“リバイバルカラー”の車両が運行しています。
オレンジ・黄色・緑の3種類がランダムで走っているので、見ることができたらちょっと幸せな気分になれるかも!?
「西新井大師」駅から西新井大師までの参道の途中にある小さなアーケード「華永路(はなようろ)」では、日曜・祭日・21日のみ販売されるレアな名物「出世いなり」を味わえます。半熟うずら卵とガリの組み合わせが美味しい逸品!
華永路は細長いアーケードなので、入り口を見落とさないようにご注意ください!
※情報は2018年12月時のものです。