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「クルドサック」ってなんだ?常盤台の美しい街並みを歩く
「ときわ台」駅といえば開業当時から残る駅舎でも有名。その北口にある駅舎は青い洋瓦の屋根と白い壁のコントラストがかわいらしく、屋根を支える柱に装飾が施されているなど、建物の絶妙な古さも相まってなかなかステキです。
駅前を中心に放射線状に広がる住宅街を歩いてみると、道路中央に植えられたプラタナスの並木やロータリー状の袋小路「クルドサック」が目をひき、他の街とは違った独特な印象を受けます。なるほど海外の都市計画を参考にしたとあって緑も多く、きっと開発当時はすごくモダンでおしゃれだったことは想像に難くありません。
この時を超えても変わらない美しい景観こそが、地元の人々の誇りであり、“板橋の田園調布”と言われる所以なのでしょう。
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“常盤台”の地名の由来となった天祖神社
北口エリアをひとまわりした後は、線路を渡って南口エリアへ。閑静な北口エリアとは対照的に、こちらは賑やかな商業地区。
踏み切りから川越街道まで続く「常盤台銀座商店街」をはじめ、多くの店舗があつまります。 商店街のほど近くには「天祖神社」があり、「ときわ台」の地名は、天祖神社の老松―常磐なる松にちなんだといわれています。
天祖神社の鳥居前にある「森の番所」は、なんと都内唯一の民間交番だそうで、言われてみると確かに交番です。 地元町会や学校、老人会など地域の住民の協力により運営されており、防犯情報の提供やパトロールなど街の安全のために活動されているそうです。
ときわ台おすすめグルメ
バルカローラ
板橋区南常盤台2-4-20 1F
※情報は2009年10月時のものです。