睡眠は疲れた体と脳を休める充電時間
生活のおよそ3分の1を占めている睡眠は、日中の家事や仕事で疲れた身体と脳を休める大切な行為です。
最近では睡眠への関心が高まっており、低反発まくら、ウォーターベッド、睡眠導入剤など快眠に導くためのグッズが市場に多く出回っています。
高価なグッズの購入を考えるその前に、今晩から実践できる改善方法をご紹介します!快適な眠りで元気な毎日を過ごしましょう!
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快眠には新鮮な空気を取り込むことが大事
まず基本は、身体が心地よいと感じる空気づくり。
湿気や臭いなどでこもった寝室では、心身にストレスを与えてしまい快眠にはとても悪影響です。ベッドに入る前は、窓を開け換気をするとともに、室温をチェック。一般的に冬は15℃、夏は25℃、湿度は1年を通して50%が理想の環境と言われています。
また、エアコンを使用するときは暖房なら18~22℃、冷房では25℃~28℃を設定するのが丁度よいとされています。ただし、エアコンのかけっぱなしは乾燥のもとになるので要注意。
そして起床後は窓を開けて、朝の新しい空気を部屋に取り込むことも大切です。それは雨天が続く梅雨の期間であっても同じこと。朝も夜もこまめな換気で部屋の空気を清潔に保ちましょう。
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ベストな明るさで安眠を手に入れる
部屋の明かりはどうしていますか?
人によって、豆電球をつけたり真っ暗にしたりと個人差はあるでしょう。寝室の明るさは20~30ルクスが一般的とされています。これはぼんやりものが見える程度のほの明るさを示します。
寝室の照明は落ち着いた光を放つ白熱灯がいいと言われています。それは夕日の色に近く温かみのあるオレンジ色の光は、気持ちを静め、安心させる効果があるからです。例えば、明るさの調整できるスタンドやフットライトなどの間接照明をベッドサイドに置くのもいいでしょう。
最近ではライト機能がついた電気式のアロマポットが人気で、ほどよい明かりと心地よい香りの相乗効果でリラックスできます。 次に照明を買い替える時は選ぶ色を意識し、自分にとって一番寝つきが良いと感じられる明るさを見つけてみましょう。
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ベッドサイドに置く癒しアイテムで快眠の準備を
ベッドに入る1~2時間前には仕事や運動、お酒やコーヒーの摂取などの刺激は避け、頭と体をリラックスさせることが大事です。そこでお休み前のひとときをより快適にするアイテムをご紹介します。
例えば、ベッドの横に音楽プレーヤーを置いてアルファ波を引き出すヒーリングミュージックを聴くことで、日中に疲れた脳を解放させることができます。海や森林のような自然の音は、深い安らぎを与えてくれます。もちろんお気に入りのアーティストの音楽で心癒されるのもよいでしょう。
また、アロマオイルの活用も有効的です。ベッドサイドのテーブルにアロマポットを置けば、心地よい香りが自律神経の緊張を緩和してくれます。快眠に導く代表的な香りはラベンダー、カモミール、ベルガモットなど。枕やシーツに直接吹きかけられるリネンスプレーも程よい香りで使いやすく便利です。