日々の暮らしに音楽を上手に取り入れるために
クラシック・ブルース・ジャズ・ロック・ポップスなど、好きな音楽をいつでも手軽に聴ける時代。
だからこそ、よりよい音で音楽を楽しんだり、シチュエーションにこだわりを持って、心地よく音楽に耳を傾けたいもの。 また、音楽を聴くには避けて通れない音漏れの問題も重要です。
音楽のある部屋づくりをキーワードに、その入り口をほんの少しだけご紹介。彩りのあるライフスタイルを送るために、音楽を生活に上手に取り入れて1日を気分よく過ごしましょう。
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手持ちのオーディオで、少しでもいい音を
マニアックに音にこだわって高価なオーディオを揃えるつもりはないけれど、できるならいい音で音楽を堪能したいもの。
手持ちのオーディオを活かして音楽を聴くには、オーディオ機器の中で最終的な音を決定するスピーカーの設置場所がポイントです。
2本のスピーカーは最低1.5m~2mの間隔を開け、左右対象に設置するのが基本。
リスニングポイント(音楽を聴く位置)は、この距離よりやや長めに取るのがベストです。また、スピーカーは直接床に置くのではなく耳の高さに設置すると、より臨場感のある音が楽しめます。 余裕があるなら、スピーカーだけでも変えてみるのもよいでしょう。
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こだわりのシチュエーションで音楽を聴く
音楽を楽しむには音もさることながら、どこで、どのようなシチュエーションで音楽を楽しむかも大切なポイントです。
リビングや自室で聴くなら、照明を落としたり、間接照明を利用してムードを演出すれば、ゆったりと集中して音楽を楽しむことができます。
また、1日の終わりにリラックスして音楽を楽しみたいのであれば、お風呂に入りながら音楽を聴くのもおすすめ。 その際はお風呂の電気を消して、いくつかキャンドルを灯してみましょう。 温かい湯船に身をゆだねながら、ゆらぐロウソクの炎と、音楽のメロディに耳を傾ければ、身も心もリフレッシュ。明日への活力が湧いてくるはずです。
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気になる音漏れ・防音のポイント
音楽を楽しむにも、マンションに住んでいると気になるのが音漏れの問題。
それが原因で、上下左右の住民とトラブルは起こしたくないですよね?それなら、音漏れを防げるポイントを知っておけば心強いはずです。
まず、手軽な方法で効果を得やすいのは、音や振動を吸収してくれる遮音シートや制振シート。
スピーカーの側面や底などに貼れば、音漏れを防ぐことが可能です。さらに低音の震動を防いだり音を吸収させるため、床に絨毯を敷いたり防音カーテンを利用するのも効果的。もっと大きな音で音楽を楽しみたい方は、窓を二重にしたり、防音ブースを入れる方法を検討するのもよいでしょう