西荻窪の六童子像
西荻窪駅南口を出ると目に留まる、ゾウに乗った童子像。手前には「西荻窪六童子めぐり」の案内板があります。
読んでみると、“西荻窪地域に6体の童子像が設置されていて、鑑賞しながら街歩きをお楽しみください”とのこと。
この日は4体を見つけることができました。それぞれの童子像のプレートに素敵な言葉も添えられているので、ぜひこちらも読んでみてください!
ちなみに童子のやんちゃそうな表情、どこかでみたことあるような気がしたので作者の籔内佐斗司さんを検索してたところ、15年ほど前に話題になった奈良県のキャラクター「せんとくん」を作られた方でした。なるほど!
街のシンボル、ピンクのゾウ
西荻南口仲通り商店街を行くと空中にどーんと大きな“ピンクの象”が現れます。
登場から35年を超える歴史を持つ西荻窪のシンボル的存在です。
1977年に御神輿をかつげない子供たちのために代わりになるものをと、竹細工の動物の中から選ばれたゾウが初代で、現在の象は3代目とのこと。
年に一度、9月に行われる荻窪八幡神社の例大祭の時だけ、地上に降ろされて子供たちに曳かれて街を練り歩くそうです。足元にいる小さなゾウは商店会にある不動産屋さんのマスコット「にしぞう」。にしぞうはSNSで情報を発信しているので、チェックしてみてください!
麺尊RAGE
ピンクの象のアーケードを抜けて南へ約3分ほど歩いたところにあるラーメン店「麺尊RAGE」。
世界的に有名なグルメガイドブックに掲載されるなど、高い評価を受けている人気店です。お店はラーメン屋さんというよりはまるで古着屋さんのような雰囲気。
この日、注文したのは特製軍鶏ラーメン。
豚と鶏の種類の異なるチャーシュー、煮卵が乗っています。醤油スープの色は濃いめでですが、旨味が深くて上品!すごくまろやかで、気づいたらペロリと完食し、スープも飲み干していました。
今思い出しても替え玉しておけばよかったと思う美味しさ…ご来店の際は替え玉をおすすめします!
西荻窪高架下
麺尊RAGEから駅方面に戻り、西荻窪駅の南口から西へ5分ほど歩いた高架下に現在開発中のエリア「西荻高架下」があります。
2023年11月に第一弾として「スーパーオオゼキ」が開業し、今年7月にはスイーツ店「シャトレーゼ」や学童保育施設、誰もが使える広場がオープンしています。2025年度中の全体開業を目指し、今後も店舗オープンする予定とのこと。
高架下というと暗いイメージですが、広い歩道に樹木が植えられ、明るい雰囲気になっていました!今後のオープンも楽しみですね♪
坂の上のけやき公園(通称トトロの木)
高架下を北に抜けて神明通りを横断し、北へ歩くこと約5分、たどり着いたのは「坂の上のけやき公園」。
“けやき”は樹高約20m、樹齢推定200年を超える大木で、通称「トトロの木」と呼ばれています。
もとは個人宅の庭木でしたが、2008年に伐採の計画が起きた際に、近隣住民の方を中心に木の保存運動が立ち上がりました。その結果、杉並区が土地を取得して公園として整備、2010年に一般に公開されました。
大きなケヤキの木とベンチがあるだけの公園ですが、訪れた日は34℃の猛暑日だったこともあり、大きな木陰に守られベンチでひと休みできるこの空間は、とても贅沢で貴重なものに感じられました。みんながこの木を守ろうとした気持ち、よくわかります!
金木犀茶店
西荻窪駅北口から徒歩5分ほどのある「金木犀茶店」。個性的なカフェの多い西荻窪でもひときわ特徴的なお店です。
こちらの名物は季節のフルーツ、中国茶やハーブを使った予約制のパフェ。この日のメニューは「イチジクと鉄観音2024」。
鉄観音メレンゲ、黒味噌とドライ無花果のアイス、焼き棗、仙薬ゼリー…11ものアイスやフルーツ、ジュレが美しく盛り付けられています。
パフェと選べるドリンクのセットでお値段3,000円。完全にご褒美価格ですが、唯一無二の味わいでまさしく自分へのご褒美になりました。
パフェのみ水曜〜土曜限定の予約制ですが、ほかのメニューは予約不要でプリンやサンデーのスイーツと中国茶やワインが楽しめます。
人気店なので予約なしの来店時は待つかもしれませんが、その価値はありますので、カフェ好きの方はぜひどうぞ!!
いかがでしたか?
今回紹介したスポット以外にも、水の流れに癒される善福寺川、アンティーク店や古書店が集まる骨董通り、駅南口の飲み屋街などなど…西荻窪は歩けば歩くほど様々な発見のある街です。ぜひ訪れて、その魅力にハマってみてください!
エリア物件:デュオステージ西荻窪Ⅱ
※情報は2024年9月現在のものです。